2009年 11月 24日
お気に入りの本。vol1。
「セツローさん」
きっかけは個展で、草花のスケッチを見たこと。
小さなスケッチなのだけど、思わず惹きこまれてしまった。
セツローさんの手から生まれるものは、とってもとってもあたたかい。
そのあたたかさは、本の中の、屈託のない満面の笑顔の写真からも溢れていた。
陶器でできた干支の置物は思わず微笑んでしまう可愛らしさ。
独特の魅力のかんざし、
そして何か宿っているかのような土人形。
柔らかいこころ。
素敵な方だなぁ、と思う。
以下、筆者の祥見 知生さんの本文より。
セツローさんの作品には、生きるということの肯定が根っこにあると思います。
それは単に、楽しくなければ人生じゃないというような楽天的な一言で
済まされることではなく、生きることへの畏敬の気持ちというのでしょうか。
そこから生まれてくる感謝やひたむきさというものが、セツローさんの真ん中に
あるように思えるんです。
by mielilei
| 2009-11-24 23:01
| 日々のこと
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